図書館で借りた絵本を赤ちゃんが破いてしまったときにかけていただいた言葉に救われた話

図書館で借りた絵本を赤ちゃんが破いてしまって不安になった私。でも、図書館の職員さんの一言に救われました。たくさんの子どもたちが手に取った絵本だからこそ、大切にしたくなる。破ってしまったときの対処法や安心して借りるためのヒントもあわせて紹介します。
こんにちは。現在1児の母として子育て中です。
0歳のころから、子どもと一緒に図書館に通い、2週間に1回絵本を借りて楽しんでいます。
でもある日、借りていた絵本を家で子どもが破ってしまいました。
大切に借りたはずの絵本を、びりっ
我が家では絵本の読み聞かせを寝かしつけのルーティーンにしています。
本棚にたくさん並んだ本の中から、「今日はどの絵本にする?」と子どもに選んでもらっています。
その日も、子どもが選んだ絵本を読み聞かせていましたが、
いつもより疲れていたのか寝たいのに寝れない感じでぐずっていて、ちょっと目を離した隙にページがびりっと破かれていました。
・・・あー・・・どうしよう・・・・一瞬で血の気が引きました。
「怒られる?弁償?もう借りられない?」
おそるおそる、図書館に持って行ってみると…
絵本の返却時に破れてしまった絵本をそのまま持って行って、
受付で「すみません、子どもが破ってしまって…」とお伝えしました。
すると職員さんは、やさしく微笑んでこう言ってくれました。
> 「あら、綺麗に破ってくれてありがとねー、直しやすくて助かるわー」
”たくさんの赤ちゃんの成長を見届けてきた本”
(職員さん、本当にすみません・・・。)
図書館で借りる絵本は、よく見ると以前にも修理された跡がたくさんあります。
ページの端には補修用のテープが丁寧に貼られていて、
角もほんの少し丸くなっていたり。
「この本は、うちの子だけじゃなく、たくさんの子の手に渡って、
きっと、たくさんの“はじめての読み聞かせ”に使われてきたんだな」
そう思ったら、破ってしまった申し訳なさの中にも、
なんだか少し、あたたかい気持ちになったのです。
借りるってとってもエコ。
私たちが借りる一冊の絵本には、
もうすでに何人もの子どもたちとの思い出が積み重なっていて。
たまに「図書館の本は汚すのが怖いから借りられない」って友達が話していたりしますが、
そこまで神経質にならなくてもいいんじゃないかなと思います。
絵本さんも、本棚でずっと待機より、これからまた誰かの家で読まれて、
めくられていく方がとっても幸せでとても素敵なことだと思いませんか?
そうやって“絵本がつなぐ時間”を、いろんな家族と少しずつ分かち合っている、
だから絵本は大切にしようねって子どもに伝えてあげることも大切だと思います。
(小さいうちはまだわかってもらえないと思いますがw)
破ってしまったときのこと、少しだけ補足
職員さんが教えてくれたのは、
ということ。
図書館には専用の修理用テープや機材があるそうで、
ちょっとの破れならすぐに直せるとのことでした。
それ以来、図書館がもっと好きになった
絵本を通じて子どもと過ごす時間は、何にも代えがたいものです。
でも、全部を自分で買おうとすると、どうしても数は限られてしまう。
図書館を使えば、子どもにもっとたくさんの本と出会わせてあげられる。
そして、その絵本の1ページ1ページには、
たくさんの子どもたちの「読んでもらった記憶」が少しずつ染み込んでいる。
借りるという行為自体が、やさしいリレーのように思えるようになりました。
最後に
「絵本を破ったらどうしよう」
「怒られたらどうしよう」
私も同じように不安でした。
でも今では、「また借りよう」「次はどんな本に出会えるかな」と
ワクワクしながら図書館に通っています。
もし、あなたが同じように悩んでいたら、
この経験が少しでも心を軽くするきっかけになったらうれしいです。
EhonSmart(絵本スマート)では、破れにくい本や0〜1歳向けの絵本も「いま借りられるものだけ」からセレクトしておすすめしています。
気になる方は、ぜひ使ってみてくださいね。
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図書館で借りた絵本を赤ちゃんが破いてしまったときにかけていただいた言葉に救われた話
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