寝かしつけに絵本が効果的な理由
寝る前の読み聞かせは、単なる「寝かしつけの手段」ではありません。
親子のコミュニケーションの時間であり、子どもの語彙力や想像力を育て、質の良い睡眠にもつながる大切な習慣です。
しかし、「絵本を読んでも全然寝てくれない」「逆に興奮してしまう」という声もよく聞きます。
この記事では、寝かしつけに効果的な絵本の読み聞かせのコツを5つご紹介します。
コツ1:絵本選びが大切
寝かしつけには、絵本の選び方がとても重要です。
寝かしつけに向いている絵本
- ゆったりとしたテンポで進むお話
- 「おやすみなさい」で終わる絵本
- 静かな場面が多い絵本
- 暗めの色使いや、夜が舞台の絵本
寝かしつけに向いていない絵本
- 冒険やアクションが多い絵本
- 大笑いするような面白い絵本
- しかけ絵本(触りたくなって興奮してしまう)
- 怖い要素がある絵本
せっかく読み聞かせをしても、内容が刺激的だと子どもは興奮してしまいます。寝かしつけ用の絵本は、穏やかな内容のものを選びましょう。
コツ2:声のトーンを意識する
読み聞かせの声のトーンも大切なポイントです。
効果的な読み方
- 静かな声で:普段より少しトーンを落として読む
- ゆっくりと:焦らず、ゆったりしたペースで
- 抑揚は控えめに:感情を込めすぎず、淡々と読む
昼間の読み聞かせでは、キャラクターになりきって声色を変えたり、抑揚をつけたりするのが楽しいですよね。
でも、寝かしつけの時間は子守唄のような穏やかさを意識しましょう。パパやママの優しい声を聞くことで、子どもはリラックスし、自然と眠くなっていきます。
コツ3:読む場所を工夫する
睡眠の専門家によると、「ベッドは寝るための場所」という意識を持たせることが、スムーズな入眠につながるそうです。
おすすめの方法
1. リビングで絵本を読む
2. 読み終わったら「おやすみなさい」と言って寝室へ移動
3. 寝室に入ったら電気を消して寝る
この「空間の切り替わり」があることで、子どもは自ら「睡眠のスイッチ」を入れやすくなります。
寝室で読む場合は、明るさを落とした間接照明の下で読み、読み終わったらすぐに消灯するようにしましょう。
コツ4:ルールを決める
「もう1冊!」「もっと読んで!」と、エンドレスになってしまうことはありませんか?
そうならないために、事前にルールを決めておくことが大切です。
決めておきたいルール
- 「絵本は○冊まで」(例:2冊まで)
- 「○時になったらお布団に入る」
- 「絵本が終わったら『おやすみなさい』を言って電気を消す」
ルールを決めて習慣化することで、子どもも「絵本が終わったら寝る時間」と理解するようになります。
最初は「もっと読んで!」と泣くかもしれませんが、続けていくうちに自然と受け入れるようになりますよ。
コツ5:体勢と触れ合いを大切に
読み聞かせの体勢も、リラックスに影響します。
おすすめの体勢
- 子どもがあおむけなら、親もあおむけで同じ方向を見る
- 子どもの目と絵本の間は30センチ程度の間隔をあける
- 添い寝しながら読む
触れ合いをプラス
読み聞かせをしながら、以下のような触れ合いを加えるとより効果的です。
- 背中や肩をトントンする
- 頭をなでる
- 手を握る
スキンシップによって子どもは安心感を得られ、よりリラックスした状態で眠りにつけます。
寝かしつけにおすすめの絵本
0〜1歳向け
- 「おつきさまこんばんは」(林明子)
- 「もうねんね」(松谷みよ子)
2〜3歳向け
- 「おやすみ、ロジャー」
- 「よるくま」(酒井駒子)
- 「ノンタンおやすみなさい」
まとめ
寝かしつけの読み聞かせを成功させるコツをまとめると:
1. 絵本選び:穏やかな内容の絵本を選ぶ
2. 声のトーン:静かに、ゆっくり、抑揚控えめに
3. 読む場所:リビングで読んでから寝室へ移動
4. ルール作り:冊数や時間を決めて習慣化
5. 触れ合い:トントンしたり、なでたりしながら読む
すべてを完璧にやる必要はありません。お子さんの様子を見ながら、できることから取り入れてみてください。
寝かしつけの時間が、親子にとって穏やかで幸せな時間になりますように。
絵本スマートでは、お住まいの地域の図書館で借りられる絵本を検索できます。寝かしつけにぴったりの絵本を探してみてくださいね。
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