北区の図書館で借りられる1歳児におすすめの絵本

乗り物大好きな柳原良平さんが、乗り物大好きな幼い子どもたちのために描いた初めて出会う乗り物絵本で、車、電車、船、飛行機など、登場するすべての乗り物には目がついていて、幼い読者に語りかけてくるような親しみやすい絵本です。

tupera tuperaさんの作品で、赤いバス、黒いバスなど様々な色のバスが登場し、乗り降りの時のオノマトペ（擬音語、擬態語）もリズミカルで、色を覚えるきっかけとなったり、言葉が出始めたお子さんが真似をして話したりするきっかけになる楽しい絵本です。

わかやましずこさんの作品で、「てんてんてん」ページをめくると「てんとうむし」、「ぐるぐるぐる」「かたつむり」、「ひらひらひら」「きいろいちょうちょ」と、次は何が登場するのか幼児はわくわくする、リズミカルな言葉と鮮やかな絵が印象的な絵本です。

色々な色をした小さな玉が転がり出し、一列に並んでころころ、階段を上ってころころ、おりながらころころ、でこぼこ道をころころと動き回る様子を、色とりどりの鮮やかな丸の形で表現し、小さな子どもたちが体でその動きを感じ、鮮やかな色の世界を楽しむことができる赤ちゃん絵本です。

くり抜かれたふたつの丸い穴と、シンプルでやわらかい線の組合わせが、「まるまるさんかく」「まるまるしかく」「まるまるふにゃり」など、さまざまな形を生みだす、めくっていくのが楽しい穴あき絵本の傑作です。

こねこが寝ているところへ、ひよこがぴよぴよぴよとお散歩に出かけ、1羽が2羽に3羽に4羽にとどんどん増えていく様子を描いた、こねこがジっと狙っていますが、お母さんが恐い顔をしてこねこを追いやってくれる安心感のある絵本です。

はせがわせつこさん作、やぎゅうげんいちろうさん絵の絵本で、かえるさんがリュックをしょって「おでかけおでかけピタコンピタコン」と出かけると、リュックから子どものかえるたちが顔を出して「いってらっしゃーいばいばーい」と手を振る、くりかえし「ばいばーい」と手をふる楽しさがいっぱいの赤ちゃん絵本です。

林明子さんの「くつくつあるけのほん」シリーズの一冊で、すっぽりかぶった服から「ぱっ おててが でたよ」「ばあー おかおが でたよ」と、一生懸命服を着替えるあかちゃんの様子を描いた、からだの部分をひとつずつ確認しながら着替えの喜びを表現した絵本です。

林明子さんが描く、赤ちゃんの食事風景を温かく描いた作品で、食べこぼしを拭く様子が愛らしく描かれた日常の美しさを感じられる絵本です。